5月19日13時半~16時、東京・平河町の全国都市会館で沖縄県主催の「企業誘致セミナー」が開催される。ようやく供用開始になるうるま市に建設中のIT産業集積団地「IT津梁(しんりょう)パーク」の紹介も兼ねて「IT津梁パークセミナー」のサブタイトルが付けられているが、全体に沖縄に進出する企業にとってどのようなメリットがあるか、企業にとって、従業員にとって沖縄の魅力は何か、といった問題が議論される。
前半の1時間半がセミナー、15時からは懇親会で、沖縄関係者と直接に名刺交換、意見交換ができる。仲井真弘多知事も最初の挨拶から16時まで参加する予定で、沖縄に関心のある企業経営者、計画を立てている担当者には検討材料を集める良いチャンスである。
筆者も、パネル討論の司会者として参加する。ただ、パネル討論はわずか40分しか予定されていないので、討論というより、パネリストの沖縄ソフトウェアセンター 南郷社長、レキサス 比屋根社長、外為どっとコム 大畑社長、成都ウィナーソフト 周社長らに、軽く自社の沖縄の事業展開、経験談、今後の思いを述べていただき、懇親会での意見交換の前触れにすることを考えている。飽くまでも、懇親会がメーンである。
ところが懇親会は「ケーキ、コーヒーなどを用意して」と案内されている。ちっとも沖縄らしくない。15時~16時の懇親会なので、喫茶の時間ということのようだが、本格的に飲むのは別にして、味見程度ならば「泡盛」を準備してほしい、と事務局にお願いしているところだ。泡盛の姿がなければ沖縄ではない。沖縄県の誘致セミナーなのだから、泡盛抜きには考えられない、というのが、筆者のわがままである。
4月20日ごろに案内を流してからすぐに、100人ほどの参加申し込みがあったそうで、準備した150席は連休中に埋まってしまいそうだが、キャンセルも出るので、関心のある方は遠慮なく、申し込んでもらいたい。
■問い合わせ先 沖縄県東京事務所 03-5212-9087
上原 uehartko@pref.okinawa.lg.jp
島田 ab002011@pref.okinawa.lg.jp
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