JTBの神奈川支店にエヌ・ラボの中島啓吾社長の大学の先輩が勤務していたことがきっかけで、JTBの方々が三軒茶屋の古都首里にしばしば来店していた。沖縄関係の旅行企画もその場で随分と立てられたようだ。その後、先輩はグーグルに転職して活躍中だが、その時のグループの一人は沖縄で時折、長期滞在して、沖縄民謡の稽古を積み、とうとう昨年、宮古島の民謡大会でグランプリを受賞した。
その名前、小島亜矢さんは、地元の宮古毎日新聞などでは一面トップで大会の結果を報道し、小島亜矢さんを紹介している。離島に魅惑されて、小島亜矢さんは石垣島、宮古島でリゾートホテルに勤務しながら地元の師匠について研鑽を重ねた。
その小島亜矢さんが、ご家族の事情があって、横浜市の自宅に戻ってきてしばらく滞在することになった。先日、古都首里に来てもらって、座敷の奥で店長と一緒に一曲、その唄を聴いた。現在の店長は、若いころからバンドを率いてライブも多数、経験がある、セミプロの音楽家だが、その店長があまりの感動に声を詰まらせた。即刻、古都首里で定期的に「ライブ」を行おうということになった。
とりあえず、6月19日(火)夜を初回として準備を始めたところだ。「ライブ」とすると、沖縄特有のアップテンポの曲で、店中で踊り出すという光景をイメージしてしまいそうだが、小島亜矢さんの唄は、心にしみわたる民謡や沖縄ポップスの中でもゆったりとした曲である。「ライブ」よりも「独演会」「生演奏」の方が良いのではないか、など、ポスター作りから議論を始めている。
詳細は、決まり次第、告知することにして、とにかく、19日は来店いただけるように古都首里のお客様に声をかけ始めたところだ。心をすがすがしくする「癒しの唄声」を楽しみにぜひ、お出で下さい。19日が予約がいっぱいになったら次回をできるだけ早く企画したい。