「環境ものづくり」への日本の覚醒
2012年09月11日
日本の企業が環境に配慮した新しい産業の創造を目指し始めた。今回の番組では、森林環境を破壊しない、というより、新しい森づくりに取り組む企業や化学繊維に代わり有機栽培の植物原料を採用する企業の取り組みを取り上げる。
モノづくりではノウハウを貯めた日本企業の取り組みだけに、インパクトを与えそうである。すでに環境問題には先駆的な欧州では世界各地の密林地域で「再生可能農業」には乗り出している。化学繊維を排して天然繊維を使うように医療製品の原材料を切り換える、という環境にやさしい衣料の採用も欧米ではすでに歴史がある。
その代表的な製品であるオーガニックコットン見ると、欧米ではH&Mやナイキなどの日本でもおなじみの大手衣料品メーカーが活発に取り組んでいる。ただ、日本法人では、そのことをあまり熱心に情報発信していない。日本の消費者には、あまり訴求しないとみているのだろうか。逆に、欧米に比べて日本市場がこうした問題には鋭い反応を示さないと見られているのだろうか。
しかし、商品が備える特性に新たなファクターとして「環境への配慮」が認識し始めたということは心強い。目標が定まれば日本企業がそこへ向かって全力を投入するのはいつものパターンである。先行した欧米企業の事例とは違う、現地で必須のポイントを訴求しながら新しい製品を積み上げてゆくのは確実だろう。