首都圏ソフトウェア協同組合は「首都圏」の名前がついているが、青森、静岡、広島、沖縄など、首都圏以外の情報サービス会社のメンバーも実に多い。とはいえ、定例の情報交換会と懇親会である「メッサ協議会」は東京で開催するほか、無料の健康診断など、東京やその近郊以外のメンバーは利用の機会が少なく、サービスが不公平になるのではないかとかねてから危惧している。
その地方の不利益を少しでも緩和しようと、地方企業には東京で打ち合わせをする際の会議室や、セミナーを開く際の大会議室の無料利用などの便宜を図って来た。さらに、VCUBE社のWeb会議システムを組合企業は一定時間無料で利用できるように提供を始めたが、地方のメンバー企業には時間を多く、8時間まで、無料にしている。地方の本社と東京、名古屋、大阪の出先などとの社内会議はもちろん、取引先との打ち合わせにも、利用できるように準備ができている。使用方法は事務局で指導するので、ぜひ、社員のみなさんにも利用するように勧めて、交通費の節約に役立てて欲しい。
さて、セミナーなどへの泉岳寺の組合大会議室の利用だが、沖縄のジャスミンソフトが、同社のユニークなノンプログラミングツール「Wagby」の最新版の無料研修を開催することになった。2月13日の日曜日だが、平日よりは社員の技術者の皆さんが参加しやすいだろうということで、わざわざ休日開催にし。
「Wagby」は「沖縄発」のノンプログラミングツールとしてコンピューター専門誌でも紹介されて著名だが、いよいよ最新版をリリースすることになった。「沖縄発」では、さびい社の情報機器監視サービスもあって、首都圏ソフトウェア協同組合は、「首都圏」の名前を変えなければならない時は来ないか?
それくらいに地方の組合企業の皆さんには頑張って欲しい。「全国区」になるためにも、大会議室の利用、Web会議システムの積極的な活用を期待している。