ニューヨークに住む娘から、ひっきりなしにメールが来る。米国のテレビで
はリビア情勢よりも優先してまず、津波報道、次いで原発報道と、日本がクロ
ーズアップされていて、娘のところにも知人、友人から、「家族や友人は無事
か?」とのお見舞いのメールが来るそうだ。テレビもNHKや日本の民放がそのま
ま見られるし、CNNも豊富な情報を提供してくれているようだ。ネットにも
間違った噂話も含めて豊富に情報が流通している。日本にいるのと同等か、そ
れ以上に情報は収集できるようだ。
15日夜の海外ニュースでは、今回の原発のトラブルについても「あの、品質
の優れた日本の原発ですら危機的状況に直面している」という理由で、改めて
原発の安全性が議論され直しているそうで、これは日本の技術力への礼賛が底
辺にある話で、日本の技術力の評価のされ方がよく分かった。それとともに日
本のこの苦境に対して温かい多数の支援もいただいている。
また、JASPAと提携関係にある台湾の情報サービス産業協会 (CIS
A)のJames Liu会長からも、さっそくお見舞いのメールを頂いた。日本語の
訳もつけていただいているので、組合の皆さんにもご紹介しておいたほうが良
いだろう。
「11日の金曜日の午後に宮城で起こった9.0の地震と津波のことを聞いて、も
のすごくビックリしました。 週末の間、テレビのニュースで茨城、福島を含
む多くの都市で地震と津波の災害の放送を見まました。多くの家族は地震と津
波で亡くなれましたれことは、本当に大きなショックです。
まだ、多くの行方不明の人々と進行中の大惨事があり、 それらの災害は貴社
に影響がないように祈っており、あなたの家族および従業員もご無事を祈りま
す。もし、私が何か助けるものがあったら、ご遠慮なく私に知らせてください」
たいへん心強いお見舞いで涙が出るほどうれしかった。
世界の皆さんから励ましを受けて、この災難をはねのけてゆく力にしたい。
皆で結束し、日本再生を誓いたい。